2008/02/09

タクリーノ シーリンググリス

先日、自転車屋POPさんにお邪魔している時に、知る人ぞ知るタクリーノブランドのケミカル開発を担当している方が偶然いらして、幸運にもお話を伺うことが出来ました。

最初はおとなしくお話を伺っていましたが、ケミカルフェチの私としてはどうにも我慢できず、ついに質問の嵐を浴びせてご迷惑を掛けてしまいました(笑)

お話の中心は、今までとはまったく違うコンセプトを持ったチェーンのシーリング剤に尽いてでした。

タクリーノ シーリンググリス
 
このシーリンググリスは、油に溶けず、水にも流されず、また乳化しないためチェーンオイル自体をチェーンのリンク内部に「密閉」させる働きがあるそうです。

グリスと聞いて、「えッ!」と思う方もいると思いますが(私もその内の1人ですが)、ふき取った後は驚くほどサラサラです。

また、チェーンが黒く汚れるのは良いオイルの証拠で、リンク内のオイルが押し出された結果だそうです。

このシーリンググリスで処理をした後は、リンク内のオイルが密閉されるので外に汚れたオイルが出てこないそうです。

つまり、チェーンが汚れない!しかもリンク内にオイルが何時までも留まっているので、大幅にメンテナンスサイクルも延びるそうです。

開発の方は、今の段階のテストでは600Km以上、控えめで1000Kmはメンテナンスフリーで行けるでしょうと言っていました。

<<使い方>>

チェーンを洗浄後、通常のオイル(勿論、タクリーノ ロード・チェーンオイル が、ベストと言ってましたが(笑)テフロン系でもシリコン系でもオイルの種類は選ばないそうです)をリンク内に行き渡る様に注油し、余分なオイルをふき取ります。

その後、歯ブラシ等を使い、なるべく薄く均等に塗っていきます。










赤丸部分のプレートとプレートの隙間を、グリスで埋める感じに軽く塗りつけていきます。


リンク全体を密閉する感じですね。





ウエスで、余分なグリスを丁寧にふき取り出来上がりです。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください
↓↓↓
タクリーノ シーリンググリス:ワールドサイクル



ちょっと今までに無い発想なので、ケミカルフェチとしては、その場でロードチェーンオイルと一緒にお買い上げです(笑)

YK流星号のプチ改造が完成したら、この“これ使っています(^^♪”で、時間を掛けてテストして行きたいと思います。

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4 件のコメント:

  1. 歯ブラシが新しい!
    使い古しじゃ無いですね?
    このために新品をおろした・・・と名探偵は見ました。ん?

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  2. 明智君。。。
    目の付け所が違いますね。笑

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  3. アレレ明智さんへ

    内緒ですが、この写真はパクリです(笑)
    私が新しい歯ブラシを使っていたら今頃、奥さんに“ボコボコ”にされてます(笑)

    名探偵にもそこまでは見抜けませんでしたね(笑)

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  4. 林檎♪さんへ

    明智名探偵のも内の奥さんの恐ろしさは、見抜けなかったようです(笑)

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