自称“ケミカルフェチ”として出した結論は、やはり
タクリーノ ロード・チェーンオイルでした。
前回テストした
NASKALUBに代表される
超極圧潤滑剤は、高加圧テストなどで派手なパフォーマンスが人目を引きますが、その性能が自転車のチェーンに果たして必要なのか疑問です。
NASKALUBはオイルとしての性能は“並”で可も無く不可も無くですが、チェーンのコマにカーボンカスの様な黒い粉状の物が付着し、これが重さに繋がっている様な気がします。
何年か前にテストしたこの手の元祖
マイクロロン メタルトリートメントスプレーは使い方をわざわざメーカーに確認して試してみましたが結果は最悪でした。15Kmも走らない内にチェーンから“サビサビ”ママチャリの様な異音が。。。(笑)
サイクルモードでタクリーノの事を“ボロカス”言っていた20mm機関砲とやらのオイルもこの手のオイルでは?使用報告を書かれている皆さんのBlogにも重さを感じる等の書き込みが。。。(私は使っていないので間違っていたらごめんなさい!)
さてさて、“ボロカス”に言われた(笑)
タクリーノ ロード・チェーンオイルと言えば、ぺダリングの軽さをテーマに開発されているので400Kmを超えても潤滑力は落ちてもペダルの軽さは持続するようです。
☆タクリーノの特長
1.オイルは新鮮さが命と言うテーマで新鮮さが長持ちする化学合成系の物をブレンドし、スプレータイプにしない事で溶剤による劣化を防いでいます。
2.余分な添加物を入れない事で“軽さ”の維持を実現しています。
3.あくまでも「オンロード」で最高のパフォーマンスを発揮できる様に開発されています。(MTBには向かないかも?)
☆使い方(一般的なスプレータイプよりちょっと面倒かも?)
1.洗浄したチェーンのリンク部だけに一滴づつ注油しますが、そのままの容器では“ドボドボ”出てしまい一滴づつなんて至難の業なので上の写真の様な油さしに移し替えると良いでしょう。タクリーノの唯一最大の欠点は容器ですね。
2.リンク一齣づつに注油後しばらく浸透を待ちウエスで良く拭き取ります。普通はこれで出来上がりです。
3.私はこの後ウエスにパーツクリーナーを吹いてチェーンを軽く拭きます。これでかなり汚れが違ってきます。
これで約400Kmオーバー軽いぺダリングが持続します。って私は決してタクリーノの廻し者では有りません(笑)
自転車屋POPさんでも在庫しています。ご近所の方(ご近所でない方も)は是非お立ち寄りください。ってもちろん私はPOPさんの廻し者です(笑)
タクリーノ ロード・チェーンオイル